オーストラリアのコラボディナー@ANAインターコンチネンタルホテル東京
オーストラリアのシドニーで、2014年の「シドニー シェフ・オブ・ザ・イヤー」に輝いた The Bridge Room のシェフ、ロス・ラステッドさんが来日中。「20世紀のベストワイン12」に選ばれたバロッサバレーの名門ワイナリー ペンフォールズ とコラボレーションディナーを開催しています。
京都が大好きで関西を中心に数えきれないほど来日経験があり、シドニーでは Tetsuya’s の和久田哲也さんと釣りをしながら魚談義をしているというロスさんが日本の食材でつくるメニューは、全6皿で構成されたコース仕立て。
ひと皿ずつ相性を考えて選ばれたワインと、ワインペアリングを楽しみます。
自家製パンとバター、オーストラリア産のスモークソルトに続いて登場したのは、柑橘の香るトレバリーフィッシュ キャラメリゼしたスイカの皮にシークワサークリームを添えて
ワインはクヌンガ ヒル オータム リースリング
北海道産ホタテ貝のプディング とうもろこしクリーム 生姜と夏の青味とともに
ワインはクヌンガ ヒル シャルドネ
ポップコーンのチープなフレーバーが楽しい!
鯖のグリル ビーツ 赤ワインバターとサクサクの豚皮 オリーブオイル添え
ここから赤ワインで、Bin 2 シラーズ ムールヴェードル
ビーフステーキ ホップのピュレ ローストしたニンニク ケッパーのピクルスとケールキャベツのグリル
ワインはBin 389 カベルネ シラーズ
いかにもオーストラリアの赤らしいのびのびした味わいで、もっとも好みでした。
コンテチーズのカスタード 焼きリンゴ スパイスの香るパンとオーストラリア産トリュフ
ワインはBin 8 カベルネ シラーズ
口当たりが軽やかでデザートみたいで食べやすい。こういうチーズの組み込み方はいいですね。
ヴァローナビターチョコレートとホイップした栗 ピーチバター ココアクラッカーと黒胡麻 ブラックシュガーを添えて
デザートワインのファザー グランド トゥニー フォーティファイド
プティフールも手が込んでいます。黒胡麻のムース仕立てとエスプレッソで締めくくりました。
夏の終わりと秋のはじまりを感じさせる料理は、塩味が強すぎるのが少し気になりましたが、そのぶんワインがすすみます。
プロモーションプライスとはいえ、ワイン6杯つきでひとり1万円(税サ別)はCPが抜群です。
会場は ANAインターコンチネンタルホテル東京 の ザ・ステーキハウス。今夜から21日(金)までの3夜限定の特別ディナーです。