土木展@21_21 DESIGN SIGHT ー 青函vsゴッタルド 世界最長の鉄道トンネル対決
スイスといえばこんな鉄道も……
こんな鉄道も……
こんな鉄道もあるいわずと知れた鉄道大国です。
ところでいま写真を転用して気づいたのですが、産経デジタルで連載中の“江藤詩文の世界鉄道旅”に掲載している写真の一部に電子透かしが入っていました。確認したら撮影したのは私なので私は転載できますが、他の方の無断使用は著作権法により禁じられています。
さて、2016年より「山の日」として祝日になった8月11日。東京ミッドタウン21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『土木展』にてトークイベント『海のトンネル、山のトンネル』が開催されました。
2016年6月1日、スイスのゴッタルドベーストンネル(57.1km)が開通し、鉄道が通るトンネルとしてこれまで“世界最長”だった青函トンネルからそのバトンを引き継いだことを記念して開催されたものです。
写真はスピーカーの方々。右から“海の青函トンネル代表”として鉄道建設・運輸施設整備支援機構新幹線部参与の秋田勝次さん、“山のゴッタルドベーストンネル代表”として来日したアルプトランジット・ゴッタルドトンネル社CEOのレンツォ・シモーニ博士、『土木展』ディレクターでモデレーターを務めた西村浩さん。
なぜ私が土木……とも思いましたが、海には海の山には山の苦労と工夫があり、多くの労力と犠牲のうえに鉄道が安全かつ快適に走れるトンネルが開通したという事実を知ることは、私自身が思いがけないほど感慨深いものでした。両国の国民性が表れた開通式の違いもおもしろかった!
年内12月にはいよいよ旅客車両が営業運転を開始するそうで、私もいつか乗車してみたいと思います。
以下は『土木展』のもよう。体験型のエキシビジョンが多くこちらも興味深い。
大流行しているダムカレーのバリエーションも。
在日スイス大使館が主催したレセプションでは、スイス特産のシャスラのワインが振る舞われました。
ミッドタウン・ガーデンでは、小川に足をひたして夕涼みできる“ASHIMIZU アシミズ”が開催中。
『土木展』は9月25日(日)まで開催されています。